皆様からお寄せ頂いている相続や遺言の事例集をまとめて掲載。
[ 相談内容 ]
父より相続について相談されました。
私の父は、それなりの資産を所有しています。自宅をはじめ、都心の一等地にアパートと郊外に駐車場などを持っています。
アパートは老朽化が進んでいて、いろいろと面倒が発生することが予想されるため手放しても良いと思っています。
また、私たちの兄弟は折り合いが悪く、相続も心配です。
父が行動を起こそうとしているうちにしっかり準備をしてもらいたいのですが、どのような話をすれば良いでしょうか。

大きくは下記のポイントでご提案をしました。
①良い資産内容で相続できるようにすること
②相続時に十分な納税資金を手元に残せること
③遺産分割による紛争を起こさないこと
④上記をクリアした上で、可能な節税法があるか
まず、資産内容の見直しを行い、今後の基本方針を決定しました。
当初は、都心のアパートを手放すことも考えていましたが、将来的な資産価値を考慮し、むしろそちらを残すことを優先しました。
後は、基本方針に従った建物の立替やそれに伴う作業(立ち退き等)、納税額のシュミレーションを行い、ご本人の判断をあおぎました。
また、お父様の希望をお聞きとしたうえで、遺産分割対策と税務面を考慮した遺言の原案も作成しました。
相続の場合、問題が法律をはじめ、不動産、税金、保険など様々な分野にまたがります。
そのため、専門分野に偏った専門家では相談相手としては不十分な場合が多々あります。
アドバイザーには相続全体を見渡すことができ、必要に応じて専門家のネットワークを組織できることが求められます。
